相続した家の売り時シミュレーター
「今年売る」と「数年待つ」で、手元に残るお金がどう変わるかを売る年ごとに比べます。近くの地価の過去20年の動き、持ち続ける間の費用、税金の特例の期限をまとめて計算します。
売る年ごとの手取り
| 売る年 | 手取り | 内訳 |
|---|
近くの地価の20年の動き
このシミュレーターの考え方
相続した家を「もう少し待てば高く売れるかも」と持ち続ける人は少なくありません。ただ、待つ間にも固定資産税や維持費がかかり、税金の特例には期限があります。このツールは、地価の動き・持つ費用・特例の期限の3つを同じ表の上に並べて、売る年ごとの手取りを比べられるようにしました。
- 地価:家の近くの地価公示の標準地(住宅地を優先して3地点)の過去20年の価格から、3通りの動きを想定
- 税金:取得費は売却価格の5%、長期譲渡所得(20.315%)として計算。空き家の3,000万円控除と取得費加算は、期限内の年だけ、税金が少ないほうを使います
- 持つ費用:今から売る年までの固定資産税と維持費の合計
よくある質問
地価の予想はどうやって出していますか?
家の近くにある地価公示の標準地(国土交通省)の、過去20年分の実際の価格から計算しています。「これまでのペースが続く」「横ばい」「過去20年でいちばん下がった5年間と同じペースで下がる」の3通りです。将来の地価を予想するものではなく、「もしこうなったら」を比べるためのものです。
なぜ待つと損をすることがあるのですか?
持っている間は固定資産税や維持費がかかり続けます。さらに、空き家の3,000万円控除(相続した年の3年後の年末まで、かつ2027年12月31日までの売却)や、取得費加算の特例(相続から約3年10か月)には期限があり、過ぎると税金が一気に増えることがあります。
公示地価で計算した金額で売れますか?
公示地価は土地の価格の目安で、実際に売れる価格とは違います。建物の状態や道路の条件、買い手の事情で大きく変わります。正確な金額は不動産会社の査定で確かめてください。
建物の価値は計算に入っていますか?
入っていません。築年数の古い家は、建物の価値がほとんどないものとして土地の価格で売られることが多いため、土地の価格だけで計算しています。
次にやること
出典と、この記事の作り方
実家ノート編集部が、下の公的資料を読んで作成しました。法令の内容は 2026年10月3日 に確認しています。制度は改正されることがあるため、申告や手続きの前に、必ず出典元と税務署・専門家にご確認ください。